2010年2月24日
戦闘糧食 I型
自衛隊が創設された1954年から採用された缶詰タイプの糧食で、レトルトパウチ包装タイプの戦闘糧食 II型が出た現在でも耐久性や保存性の面で優れているとされ、陸海空三自衛隊で使用され続けている。メニューは大きなご飯缶(およそ二合入っている・通称「カンメシ」)一つと、おかず、たくあんそれぞれ一つ(通称「オカズ缶」)で構成されるのが一般的である。
通常、缶全体が暗緑色(オリーブドラブ)に塗られており、内容が側面に黒字で書いてある。しかし、缶切りを使った際に、剥げた塗料が食品に混じらないための配慮から、缶上部の縁は無塗装となっている。90年代初頭までは無塗装のまま支給されていたが、隠掩蔽の不都合等の理由で順次OD塗装された物が支給された。極一部であるが、貯蔵用のもので全体が無塗装のものもある。特に災害救助派遣では、無塗装の物が支給される場合もある。これらの缶は大きさが工夫され、一番大きなご飯の空き缶の中に小さなオカズ缶の空き缶を重ねて入れることで、ゴミの減量化に伴う隠蔽性の向上が期待されている。
21世紀初頭現在、一般に出回っている缶詰はプルトップなどの簡単に開けられる物が多いが、このI型では航空機から投下する際の衝撃に耐えられるよう、あえてプルトップを採用しないようになっており、このため開缶には別途缶切りなどが必要である。航空機投下ではもちろんパラシュートを用いるものの着地の衝撃は大きく、汁物の入ったレトルトパウチでは耐えることが出来ない点も、II型にI型が取って代わられることの無い理由となっている。
また、銃剣など他の装備を缶切りに使うと、それらが本来の使い方ができなくなる損傷・破損を起こす可能性を回避するためと、個別に缶切りなどの道具を持ち運ぶ必要をなくすために、小さな缶切りが缶の縁若しくは段ボールの箱にビニールに包まれた形で付属している(乾パンに付属するソーセージ缶のみすべての缶に付いており、それ以外は箱に同封)。この缶切りは、カンメシ24個1ケースに付き4個ずつ・オカズ缶48個1ケースにも4個ずつ、プレス加工の簡単な缶切りが付属しているという。この簡易缶切りは一つで25個以上の缶が開けられる耐久性がある。 ただ、数が少ないことからどうしても取り合いになりやすく、隊員の中には自前の缶切りを携行する者もいる。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
缶詰めだからか通称「カンメシ」と呼ばれているようです。
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